ワールドクラス2013 第二次実技審査レポート・ファイナリスト

  • カクテルトレンドセミナー&オリエンテーション
  • 第一次審査通過者
  • 第二次実技審査レポート・ファイナリスト
  • ジャパンファイナルレポート
  • 世界大会レポート

ファイナリスト(50音順・敬称略)

第二次審査通過、おめでとうございます。
厳正なる審査の結果、下記10名の皆様が見事第二次審査を通過されましたことを、ご報告いたします。6月9日(日)・10日(月)に東京・台場のホテル グランパシフィック LE DAIBAで行われるJapan Finalでは、 この10名の皆様が、地中海上で行われる世界大会への切符をかけて競っていただきます。ご期待ください!

城所 伸行(Angel bar/愛知県)
久保 俊之(ark Lounge & BAR/青森県)
中垣 繁幸(BAROSSA cocktailier/岐阜県)
中村 晃子(The door,, 高倉店/京都府)
中村 充宏(ザ・ペニンシュラ東京 Peter/東京都)
藤井 隆(Bar, K/大阪府)
槇永 優(Bar Leigh Islay/大阪府)
宮﨑 剛志(奈良ホテル/奈良県)
宮之原 拓男(BAR ORCHARD GINZA/東京都)
門間 輝典(札幌プリンスホテル スカイラウンジ Top of PRINCE/北海道)

ファイナリスト

第二次実技審査 2nd Screening

3月17日(日)・18日(月)・20日(水)・21日(木)と大阪、東京の2会場で4日間行われた第二次実技審査は、
世界大会の審査員 上野 秀嗣氏と、世界各国でワールドクラスの審査員も勤めるタンカレーの
グローバル ブランド アンバサダー アンガス・ウィンチェスター氏を審査員に迎え、
60名がファイナリスト10名の座をかけて非常にレベルの高い闘いが繰り広げられました。

「考えに考え抜き、研ぎ澄まされたシンプルさに美しさは生まれると考えます。スタイルやブランドを重ね合わせた世界観の表現は様々あって素晴らしかった。プレゼンテーションはもちろん大切ですが、味とバランスは一番おろそかにしてはいけないポイントです。興味をそそられるプレゼンテーションで飲みたいと思っても、実際飲んでみた時に味が伴っていなければ高評価を得ることはできません。かなり近い距離で実技の審査は行われたので、緊張して頭が真っ白になってしまった方もいたかもしれません。それを凌駕する練習をすることが大切です。ただし、丸暗記して人間味にかけたプレゼンテーションとならないよう、“特別なお客様”に語りかけるつもりでプレゼンテーションを行ってください。Japan Final、世界大会でもぜひそのことを忘れないでください。」と厳しいコメントながらも、今後に向けてエールを送る上野氏。

「日本のバーテンダーのスキルが素晴らしいのは以前から当然わかっていましたが、今回来日して驚かされたのは、海外の情報も取り入れ、さらにレベルアップしているということでした。それは、ワールドクラスが非常にいい影響を及ぼしているからだと思います。参加者が皆、世界大会を意識しているからでしょう。今回の二次実技では、ブランドの理解が深く、個性的な考え方と、ユーモアを交えたプレゼンテーションもあり、非常に楽しませていただきました。フェイスブックとツイッターで海外のバーテンダーたちに日本の二次実技の様子を紹介しましたが、非常に反響がありました。」とウィンチェスター氏。

今年初めて試みられた第二次実技審査は、参加者が持てる個性とテクニックのすべてを存分に発揮できる場となりました。
また、あらためて、日本のバーシーンが、ますますおもしろくなってきていることを体感できた4日間でした。
Japan Final、世界大会と、まだまだ熱く激しい戦いは続きます。